6月6日 寝たきりの前期SAL・後編/さいとー
帰路の上里PAにて
2007年6月6日/「もったいないツアー」 |
勝手知ったるなんとやら。到着すると直ちに作業開始です。ケロミルさんが手馴れた手つきでフォークを操り、まずはいそ氏さんご指名のライフから。もちろん自走不能+タイヤぺちゃんこですからそのままフォークで外へ運び出します。 |
ダメ元でタイヤを膨らませてみると以外にもパンクなし!十数年ぶりにお天道様にあたったボディーも錆が少なくてまずまず。エンジンもバッテリーを繋いでキーを捻ったら軽やかに回ってました。これなら復帰にそれほど手間はかからないのでは?ただしプラグが抜かれていたのでシリンダー内部の状態が心配です。このライフ、いそ氏さんの商売の足しになるか?はたまた趣味車が増えるだけか? そんな作業を尻目に私は社長とサルーンの引き出し作業に。ケロミルさんがフロンテ(?)をどかせば「死体」のお出ましです。 |
こちらはライフよりもはるかに悪い状態です。タイヤは両前輪と右後輪がパンク、と言うより完全にゴムが裂けてて、しかも両後輪固着!そこで、スペアは生きてたので右後輪を交換し前輪はつぶれたままで強引に引きずり上げることにしました。 |
↑こんな状態のまま引きずり上げました
なんとかローダーには載せましたが、ホントにこんな物持って帰っていいんですかね? |
他にもこんなのありました。空ではゴロゴロ始まってます
さっきから雲行きが怪しいと思ってたら案の定にわか雨です。積み込みを終えた後でよかった。しかしそん所そこらの雨とはワケが違います。東京の夕立なんて赤ちゃんのションベン。「バケツをひっくり返したような」という表現がありますが冗談じゃない!「風呂桶ひっくり返した」でもまだ足りない!しかも1cmほどの雹を伴ってますから、倉庫に非難しても屋根を打つ音で隣の人とも会話が出来ないほど。ちなみに、右下の泡のように見えるのは降り積もった雹です。こんなすごいのには生まれて初めて出くわしました。おかげで1時間以上足止め食らったので残念ながら今回も温泉はお預けに。その代わりサンドブラストならぬ雹ブラスト(?)で洗う手間が省けました(笑)。 |
2007年6月7日/順番待ち? |
当分作業予定は無いので工場裏へ移動です。「よ〜新入り、おまえも順番待ちか?」とエクイップ号がお出迎えです。でも順番が来るのはいつのことやら・・・ |
とか何とか言っときながら早速作業です。渋くなってるドアロック直してエンジンのチェックして。でもエンジンはバッテリー繋いでキー回して・・・微動だにしません。仕方なくセルに直結してみたら「ぐるん・・ぐるん・・」。横山さんに引き取ってもらった子はクルクル回ったとか。向こうは単なる部品取り車ですから逆にすれば良かったか?「エンジン降ろさなきゃだね」と社長。「でもこれ復活させたらカンゲキでしょうね」とも。ん?つまり社長はもうその気ってこと?こりゃぁ楽しみです。また丁稚奉公に通わなくっちゃ! |