西方行脚2013/長崎〜肝付のアキマル亭(鹿児島県)
9月19日
奥様と長崎観光・U

ほっとするひと時
 
ありがたいことに夫婦であちこち行けてるわけですが、私としては朝食のひと時がとりわけホッとする時間だったりします。朝から家事をテキパキこなすカミさんが、日常から開放されてゆるりと過ごしてくれる。道楽亭主としては、その姿に僅かばかりの罪滅ぼしが出来たような気がして・・・。ま、だからって何しても良いわけじゃないですけどね(笑)。5号だって。まぁ〜やだ!(爆)

 

さてどこ行く?
 今日はガイドマップ片手に市内観光です。でも今回奥様は一泊。帰りの飛行機を気にしつつ、彼女がチェックしておいたところを回ります。と言ってもそこは歴史のある長崎。建物から遺構の類までそこらじゅうに散らばってます。だからネットでどんなとこかチェックしたり、移動時間なんぞを調べて進言するのが私の役目。欲張らずにうまく回らないと・・・。ええ、「お供」ですから!

 

坂が多いぜ!
 まずは大浦天主堂から。しかし長崎は坂の街だからいきなりの登坂です。普段配達でアパートの階段にうんざりしてる身としては「・・・」(苦笑)。加えてこの分野にはあまり興味がなく・・・。だからお次の「グラバー亭」へのルートのほうが気になります。できるだけ坂を登らなくていいように、ってね(笑)。

 

グラバー亭〜オランダ坂
 まぁ、ここは外せませんよね。もちろん私も初めてです。って、当たり前か。どこ行ったって線路っぱたと駐車場ばっかだもんね(笑)。

 興味薄いながらも、鎖国してる国と、そんなことしないでバンバン海外進出してる国の境界線のようなものと見るとまんざらでも。鬼平の時代にもうこんなだったか!なんてね。ま、その程度ですけど。それより戦艦武蔵はどの辺で作ってたのか?のほうが気になったりして。それにしても広いです。よほどの大金持ちだったんでしょうね。ん?幕府が金出してたのかな?

 

 天気も良いし、奥様もゴキゲンのご様子でお供としては何より。え〜、お次はオランダ坂でござんすね。へいへい、こちらでござんすよ。

 

 

タクシー大正解!
 お次は亀山社中関連。「JIN-仁」の竜馬が好きなんで、これは興味大あり!けっこう離れてるし駐車場もないそうなのでタクシーにしましたが、これが大正解!入り組んだ丘の住宅街を右へ左へ。とてもじゃないけど自力じゃ無理です(ナビ?お黙り!)。しかも帰りのタクシーはまず捕まらない所だとか。どうすんのよ?と思ったら、1時間位したら迎えに来てくれる、ってんだからこれまたタクシー大正解!しかしそんなもんで足りるのかいな?と聞いたら、歩いて往復40分。観て20分もあれば十分、ってどんなとこよ??

 

どこにあんのよ?!
 降ろされた所は入り組んだ住宅街の一角。「ここからは歩いてください」って、タダの住宅街じゃん!なるほど案内板はあるけど、そんものある所には到底思えません。でもそれに従って歩くよりありませんから歩きましたよ、せっせと。あの角曲がるとかな?この坂下りたらかな?って、なんか丘の住宅街なんだけど山道をどんどん下ってる感じ・・・。つまり帰りは登る・・・。ウェ〜ン!で、たっぷり歩かされて着いた「亀山社中資料展示場」は休館中!ばばばばバカヤロー!でもその先に「亀山社中記念館」があるそうなので気を取り直して・・・。

 

亀山社中記念館
 ここも長崎市のキモイリで当時の場所と思しきところに忠実に再現したそうです。ここの解説の方の語りも熱いいです!長崎市がんばってますなぁ。

 竜馬の刀はレプリカだそうですがホンモノのも数点。建物はごく普通の一戸建ての家という風情ながら、再生とは言えここで竜馬が・・・なんて思うと。こりゃ信者ならたまらんでしょうな!ちなみにあの「海援隊」の武田鉄也さんが名誉館長だとか。ま、我々はそれほどでもないんで・・・。20分もあれば・・・なるほど。

 

旨いちゃんぽん&皿うどん
 再び山道(住宅街なんだけどね・・・)をたっぷり登って戻ってみたら、さっきのタクシーがお待ちかね。ちゃんと待っててくれました。気さくな運転手さんで車中での話も弾みます。「福山竜馬はピンとこなかったねぇ・・・」なんて話も。ついでにちゃんぽん&皿うどんのことも聞いたら、新地ならどこも旨いとのことなのでさっそく。でもずらり並んだ店のどれにするか?なんてうろついてたら店先で「おいしいよ!」(中華風イントネーションね)なんて中国系のネェちゃんが声かけてきたんで、釣られてみることに。入ったのは「中華菜館 春夏秋冬」店内も中国語が飛び交ってます。

 

 で・・・これが・・・もう・・・うまいのなんのって!昨日のは何だったんだ!いや、昨日のだって悪かないですけど、ちゃんぽんも皿うどんもどっちも旨い!ちゃんぽんはさほど好きじゃなかったけどこりゃたまらん!カミさんが小食でよかった!(笑) しかし・・・知らないって損ですね。ちょっと走ればこんなとこがあるんですから。

 

食後の散策
 駆け足で粗方観て回りましたが、まだ空港に行くには間があります。幸い市街には歴史的建造物がそこかしこに。食後の散策には事欠きません。

 入れないところもあれば、外観はそのままで内装に手を入れミニホールになってるとこも。そうかと思うと忘れ去られて朽ちたようなものも。そしてこれら全てがこの街の生き証人。鎖国、開国、文明開化、そして戦争・・・。激動の歴史を見つめ続けてきたのですね・・・。お、そろそろ飛行機のお時間ですよ奥様。お車も日陰で冷やしておきましたよ、ってそういうわけじゃねぇだろ!(笑)

 

ハードなLONG RUN
 奥様を無事空港まで送り届ければ任務終了。ここからは本ツアー最大の難関のアキマルさんち行きです。事前のチェックでは所要時間推定6時間!都城までは高速で行けるものの、そこから先は下道を繋いで繋いで南下します。もちろん曲がるとこは地図でチェック済みですが、実際走ってみると距離感も違えばきっかけもあやふや。しかも暗闇!行き過ぎたか?と思ってコンビニに駆け込むと「もっとずっと先ですね」だったりしてね。その後も途中何箇所かでアキマルさんに確認しつつ闇夜を突っ走ります。

 

アキマルさんの店で宴会!
 もう22時を回ってましたか、ようやくアキマルさんのお店へ到着。さっそく2人で宴会の始まりです!オープンしたら絶対行きます!の約束が果たせました。浜松でもお会いしましたが、積もる話に花が咲きいつしか日付も変わり・・・、って着いたのも遅かったんでそんなモンじゃ終わらない!すぐ近くのアキマル亭に戻ってもまだ続くぅ!風呂にも入らず何時に寝たんだか・・・

 

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