西方行脚2014/八代〜人吉〜肝付のアキマル亭(鹿児島県)
9月19日 肥薩線で半日蒸機三昧
 
雨かよ・・・
 目覚めれば・・・雨!予報で覚悟はしてたけど・・・。あ”〜テンション⤵。だからってどうにもならんばい。とにかく朝飯食って出撃!・・・ってどこへ?

 ただでさえロクに予習しない見敵泌戦の現場主義(?)。しかもこの雨。撮れるとこなんて限られちゃいますよ。と言って前に撮ったとこじゃつまらんしぃ、なんてぜーたくも言ってられないし・・・。なんてブツブツ言いながらなんとなく有名な撮影地の球磨川第一橋梁へ。そういやここで撮ったことなかったな・・・。



「忍」の一文字
 来ては見たもののどうも気に入ったアングルが見出せません。だいいちガイド通りじゃつまらん!と雨の中をさまよい、あまり撮られてないとこから狙ってみました。しばし車の中で待機して、そろそろ、って頃に傘さして本降りの撮影ポイントへ。こんな時って正に「忍」の一文字。カメラをかばいつつ雨に耐えひたすら待ちます。やがて大正機ならではの「ポ〜ッ」という汽笛とともにSL人吉がやってきました。

 墨絵のような・・・とはいきませんでしたがこれはこれでらしい絵が撮れたかと。ホイッお次!と追ったはいいけど毎度おなじみ、どこで抜けるのか?はたまた抜けたのか?で、この辺どうよ?なんて場所決めしてたら来ちゃった!なのでなんとも中途半端な絵に・・・。悔しいから直ちに追跡再開!

 しかしローカルのハチロクと侮るなかれ。この後追うのもむなしくテキは人吉に着いてしまいあえなくジ・エンド!今回は午後からアキマルさんちへ向かうんで追っかけもここまで。全然蒸機三昧じゃなかったな(苦笑)。



昼下がりの人吉
 人吉に着いてみれば案の定テキはのんびりとけむ噴いてました。



 南九州のカマは当時からよく磨かれてましたが、それは今も同じ。いや、観光列車の先頭に立つ今はそれ以上。それが雨に濡れて正に「烏の濡れ羽」。大正生まれの優雅な姿を一層美しく輝かせていました。いや、ウチの子だって磨けば負けてませんよ。って掃除しろぉ〜!(笑)





 昼飯どうすんべ?なんて駅前うろついたけど、決め手に欠けて車中コンビニ食に決定。お約束の1枚撮ったら出発です。





1年ぶりにアキマル亭へ
 もう2度目だしまだまだ明るいしぃ。だから道に迷うこともなく・・・んなわきゃない!何度も電話で確認しつつ行き過ぎたり曲がるとこ間違えたりでようやくアキマルさんのお店「虎一」にたどり着きました。それでも明るいうちに着いたんだから前回よりはマシか?私が着くとアキマルさん早々と店閉めちゃって行きつけの飲み屋へ。1年ぶりの再会に話も弾みます。〆は小ぶりながら天然のうなぎに舌鼓。ごちそうさまでした!でも今回は翌日が早いんで、早めにお開きしてアキマル亭へ。軽い寝酒で床に着きました。

 

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