小ネタ集めて・・・ぶらり夏の東北2018 8月19日 遠野〜陸中大橋〜遠野〜雫石
SL銀河上り撮り準備
糖質控え目、のつもりの朝食済ませて、まずは、ずっと気になってた遠野駅近くの猿ヶ石川鉄橋付近のロケハンから。しかしわざわざ結構歩いて行ったものの、ブッシュと生い茂る木で川も鉄橋も見えないじゃないですか!んじゃ、と伊勢両宮神社に止めさせてもらって、反対側から見てもやっぱりダメ!撮りようがありません。なるほど、撮影ガイドに載らないわけです。諦めて次の候補地見に行くことにしました。
ええ、もちろんちゃんとお参りしましたよ。 だって神様が「だろ?」って教えてくださったんですから(笑)。
遠野駅にチョイ寄りして、もう1ヶ所確認したら本日のメインイベント、陸中大橋駅に向かいます。そこで10分止まるので前後2か所を頂こうかと。写真クリックして動画もどうぞ!
洞泉→陸中大橋 |
陸中大橋→上有住/鬼ヶ沢橋梁 昔から有名な撮影地ながら、上りしかケム吹きません。しかもこの先のサミットから花巻までほぼ下坂りなので、このごく短い区間のために釜石方面まで来なければならず、かなり効率悪です。ま、一度くらい良いかな? |
青笹→遠野 下る一方の上りは、景色を選んでケムが無くても、の場所探しが肝要です。ここはストリートビューで見つけて、ずっと気になってた鉄橋です。 |
はい、SLの追っかけはここまで!お昼にしましょ!遠野と言えばジンギスカン、だそうですから、元祖の「あんべ」で・・・といきたいとこですが、次が雫石なんでがまんがまん!すきやで済ませちゃいました。 師匠はいずこ?! お次は、昨年までこんとん館でご一緒させていただいた、大川師匠のミニライブ参加です。こんとん館でご一緒、と言っても、師匠は農繁期は雫石、農閑期が東京という暮らしですから、実際は寒い時期だけでした。でも揉まれましたねぇ。ここ数年は分かりやすいフォーク調のオリジナル中心ですが、当初はコードや小節割が???な難解な曲ばかり。いつしかそのバックを「修行」、大川さんを「師匠」と呼ぶようになりました(笑)。その師匠とは、特に待ち合わせの場所決めてませんでしたから、とりあえず雫石駅へ。 1時間半ほどで駅に着き、さっそく電話してみると「電話に出られません」と。んじゃメール見て会場へ、とノートPC開いたら・・・ない・・・!!!あるはずのメールがありません!場所はそのメールに書いてあるだけなのに!さぁ大変!小さな町とは言っても、どこにいるか分からなきゃ会えないじゃないの!公民館とかも行ってみましたがダメ!途方に暮れ、確か今夜の宿の近くのはずだから、と宿の前まで来たら???なんかストリートビューで見た景色。ひょっとしてここ?と駆け込んだら・・・いました!準備中の師匠にやっと会えて、ライブにも間に合いました。やれやれ(笑)。 大川おさむ心の歌 もちろん、今回の出張ミニライブも「いつか雫石に行きます!」という小ネタの一つです。しかし雫石は近くはありませんから、今回のようにうまく小ネタを並べられなければ実現しなかったでしょうね。 会場は雫石の町おこしセンター「しずくCAN」。師匠は、毎月開かれる「軽トラ市」でストリート系(?)のライブ活動されてますが、8月分はもう済んでしまったので、ここを借りてくださったのだそうです。 師匠の曲は全てオリジナル。ゆったりしたフォーク調で、誰にでもわかりやすいやさしいことばの曲ばかりです。英語の曲も良いんですけど、意味が伝わらないどころか、歌ってる本人も分かってないようではねぇ。その点師匠の曲は誰にでも伝わります。それが「うた」なんじゃないですかね? 実は、師匠はこれまでにいくつもの大病を乗り越えてきました。そんな命がけの闘いを経たからこそ紡ぐことのできるやさしい言葉に、生きること、命の深い意味を感じてしまいます。そういう意味ではライブと言うより法話のほうが近いかもしれませんね。 そんな師匠を慕って少しずつファン、いや信者を増やしてるようです。と言っても大人数集めるわけじゃありません。この日もお子さん交えて5人ほど。配られた歌詞を見ながらいっしょに静かに歌っていました。ちょっと経験したことのないライブ、いや法話のひと時でした。 楽器は、事前に伺ったら「見たことないものを」とのことで、車の強みとばかり4つほど。みなさん、やはり初めて見るようで、最後に一つずつ無い知恵絞って解説させていただきました。 飲めないのに・・・ 終了後は、師匠のご自宅へ。ここ、亡き母上殿のご実家を引き継いだそうで、左の小ぢんまりした家が農繁期の住まいだそうです。 広い庭は一見草ぼうぼうながら「放置農法」だそうで、ちゃんといろいろな野菜がなってました。私もベランダでインチキ畑やってるんで、暗くなるまで畑談議に花咲かせちゃいましたよ。 当初師匠のお宅にお世話になって一献、と思ってたら、大病後ゆえのとても健康的な暮らしのご様子。せっかく手にした健康を害するような真似はできません。なので近くに宿を取り晩飯だけご一緒させていただきました。 と言っても店はあまりなく、飲み屋が2軒ほど。その1軒に収まりましたが、師匠は体のこと考えてか、ロクに食べないのに3時間も付き合ってくださいました。お開きにして、お宅まで送って失礼しましたが、なんだかありがたいやら申し訳ないやら・・・。でも本当に楽しい時間を過ごすことができました。来て本当に良かった!また行っちゃおうっかなぁ〜! 師匠と別れてコンビニ向かう途中、街灯の無い道歩きつつ見上げれば、これぞ満天の星空!夜空って本当はこうなんですよね・・・ |