5月24日これぞ北海道!の平地を走る
<釧路〜音更〜鹿追〜新内〜日勝峠〜日高町〜平取町〜白老〜苫小牧〜商船三井フェリー>

釧路港直結の朝飯



 朝飯は釧路港直結の釧ちゃん食堂で。豊富なメニューに迷いに迷ってイカ刺し定食を。鮮度抜群!旨いったらありゃしない!



 店内はこんな感じで。仕事終わった人&向かう人に交じって観光客もけっこういましたね。



 まぁ、こういう所だもの。そりゃ美味いよね。はい、ごちそうさまでした!



保存機巡り再び



 道内最終日の保存機巡りは6両。しかも広い北海道。あんまりのんびりしてるとフェリーに置いてかれます。と言って飛ばすと道警の思う壺。流れに従って目立たたないように走ります。



 まずは2時間ほど走って士幌線音更駅跡の48624。新製後は東京局(区は不明)で、関東大震災の時上野で被災したそうです。昭和に入ってからは北海道一筋で、最後は昭和38年帯広でした。廃車後は釧路工場で教材として展示されていましたが、士幌線廃止後にこちらへ移転したとか。で、カットボディーね。



 士幌線は9600の貨物撮ったことあったけど、8620も走ってたんですね。ちなみに、他の線でもたくさん走ってたであろう8620。道内で保存されてるのはこれとこの後の拓殖鉄道の2両だけです。



 マックレーなんかも展示されますが、屋根付きながらだいぶくたびれて来てます。そろそろ予算付けてもらえると良いんですが・・・



 続いて旧北海道拓殖鉄道鹿追駅跡の8622。北海道拓殖鉄道開業に合わせて2両新製された内の1両です。私鉄で8620型を新製したのはここだけだったそうで、現在釧路製作所で保存されてる8722も走ってたそうですから、さぞや活気が溢れていたことでしょう。



 ヘッドライトが無いのはちょっと間抜けな顔ですが、D51ほどじゃないですね。新製当時は電灯が前提ではなかったからですかね?

       

 保存状態は・・・ん〜、悪くは無いけどそろそろ塗りたいですね。でも訪れる人もほとんどいないからなぁ・・・。



 とにかく貴重な1台。なんとか維持してほしいものです。



 昼飯前にもう一丁!は旧根室本線新内駅跡の59672



 かつてはSLホテルだったそうで、ややくたびれた20系客車を3両従えてますが、カマはまずまずの保存状態です。



 日本3台車窓(狩勝峠、姥捨、矢岳)と言われた根室本線狩勝峠越え時代の駅舎も残ってます。



 スタートは東京局ながら、昭和ひとケタ頃には渡道してからはず〜っと池田で、最後は帯広でした。ん〜、狩勝は登ってないですね。ま、良いでしょう。

       

 訪れる人は少ないでしょうが、これからも大事にしてほしいな。



昼休み



 ランチは日勝峠近くの、モロ昼なのにガラガラの展望レストラン とかち亭で、十勝平野を望みつつ牛玉丼+牛トロ丼=牛コラボ丼を。



 両方食いたい私のような輩にはうってつけの丼ものです。で、期待通りどちらも旨い!



 食後のデザートは雄大な十勝平野の眺めを。広いねぇ・・・






午後も保存機巡り

       

 午後はR274を日高方面へ走った日高山岳ビラパークの79616から。



 新製から北海道一筋で道内を粗方走ったようですね。蒸機最終年まで生き残り最後は追分でした。ちょっとくたびれて来てるかな?塗ってあげてほしいな。ロッドは塗られてないから磨き出して、なんて勝手なお願いでした。



 午後の2両目は振内鉄道記念館でソ連抑留経験のあるD51-23



 別海のD51-27同様戦後保証で新製して送られ、後にサハリンから帰還したカマです。国鉄に在籍したことはありません。

       

 でかすぎるヘッドライトと煙室扉を抑えるやたら多い留め金。この格好で輸出したんですかね?しかも1067mmで?あ、樺太は元日本の国鉄でした。納得納得。



 前から見るとD51としては違和感ありますが、横から見ると後付けではないキャブも相まって、なんかまとまりが良い感じ。いや、キャブだけ見ると殆どC61ですな。ちなみにこの密閉キャブ、寒いとこではありがたくても、千葉あたりでは暑かったと聞いたことがあります。



 出港にはまだ早いのでもう一丁!〆に白老までひとっ走りして白老駅北広場へ。2019年に5号(シビック)出来たとき、シートに覆われてて撮れなかったD51333です。



 整備してくれてたんでしょうね、抜群の保存状態!黒光りしてます!



 ロッドはクリアー吹きましたかね?磨き出し風でウレシイですねぇ。土地は空いてそうだからエアーで走らせちゃいましょうよ。ん?補助灯下向いちゃってる。これは直してほしいなぁ・・・

       

 新製から北海道一筋。最後は昭和50年追分でした。



 ねぇ、走らせましょうよお。ねぇ。補助灯直して(笑)。はい、これにて保存機巡りはめでたくお開きに。



商船三井、良くなったんじゃね?



 苫小牧FT行って乗船手続き済ませたら後は帰るだけ。三泊四日の急ぎ旅でした。もう帰るのかぁ・・・。もっと長くいたい、って思っちゃう。それが北海道なのかも。ええ、また来ますとも。3号の最東端、5号の最北端が残ってるし。



 帰りの商船三井は初めての和室です。こちらもシャワー付きでなんかいい感じ。もちろんオフシーズンだから1人分の料金で利用できます。



 さて商船三井のレストランの夕食、どうでしょ?かつては、なんだかなぁ〜、で乗船前にイオンとかコンビニで仕込んだもんですが。今回はその仕込みが面倒で、え〜い、バクチ!と。



 道内無事完走につき好きなように盛って。あれ?旨いんじゃね?ラインナップは似たようなんだけど、前よりおいしくなってるかも!



 商船三井巻き返しましたかね?間違いなく以前より良いです。残念ながら太平洋フェリーは大きく後退か?じゃぁ、おかわりも仕方ないよね。さぁ、シメじゃあ〜、いったれぇ〜!



 しかし、食えなくなったなぁ・・・。いえね、以前なら五の膳は当たり前だったもんでね。はい、ごちそうさまでした!



 日が沈んで別腹のデザートも。
 

 

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