6月12日 保存機愛でつつ遠回り
<シルバーフェリー~苫小牧~室蘭~豊浦~ニセコ~倶知安~余市~帯広>

エセ道産子

 苫小牧港入港のタイミングで目が覚めたので早速デッキへ。

 間もなく着岸で帰ってきた気分になるエセ道産子@内地もん。いいの!そういう気分になれるんですから!(笑)

 接岸しても未だ上陸ならず。ん~、東九フェリーなら定刻前に上陸・・・お、動き出したか。見立て通りの20分後でした。

 さいとー3号2度目の北海道上陸です!今日は帯広まで行くんですが、時計回りの遠回りで保存機巡りします。

 まずはR235で室蘭を目指します。流れ良いですが調子に乗ってはいけません。電探積んでないんですから。

 北海道へは何度も来てるけど室蘭は24年ぶりか・・・




朝食とデザート

 ご機嫌な流れのR235に身を任せ7時40分頃松そばに到着。ここ新旧室蘭駅のいずれにも近くはない立地の立ち食いそばです。

 ゆんべ飲んでないし!と、ごぼう天そばに&まいたけ天を追加。女性がやってる店はその傾向がありますが、ここもおつゆはちょっと薄め。でもお味はいたってまじめ。ボリュームもありました。ではデザートにすぐ近くのD51560を。
     
 旧室蘭駅舎前に屋根下で保存されています。鉄の地肌のロッドに自然なな塗り。これは素晴らしい!もっとも、現役時代にこんなに磨かれてたの見たこと無いですが(苦笑)。

 苗穂工場製で新製から20年が函館で、その後も道南ばかり。最後は名寄でした。すばらしいコンディションですからこれからもゼヒ大事にしてあげてください!

 これが旧室蘭駅舎。高2の冬休みに来てます。広い構内を歩いてD51の貨物列車撮りましたが、面影も無けりゃ記憶もあいまいで懐かしめませんでした(苦笑)。

 こちらは旧駅舎内。今は室蘭観光協会が使ってます。

 この後も今日は1日保存機巡り。次はぁ豊浦ぁ~!




遠回りで保存機巡り
     
 お次は豊浦中央公民館前のD51953。新製配置は旧胆振鉄道で、最初のナンバーはD5104。それが国有化でこの番号に改番しました。

 その後旭川が長くて最後は岩見沢でした。

 一時荒れてたようですが、今は御覧の通り奇麗に修復され大事にされてます。これからもゼヒ!



 お次はニセコ駅至近のニセコ鉄道遺産群の9643。転車台と給水塔とあと何とかっていうDCと一緒に保存されてます。

 

 戦前亀山から旭川に渡り昭和23年に日曹炭鉱天塩鉱業所へ譲渡。昭和47年の閉山でお役御免になってます。その後サッポロビール園に保存され2017年からはここです。

 ちなみに、SLブームのおかげで昭和45年にドラマ「ザ・ガードマン」で同僚の9615が「荒野の大列車襲撃」に登場しています。私中1でしたがそれ見ました。このカマじゃないですけどね。

 こちらはC623のニセコがここまで延長するのに合わせて新得機関区から移設された転車台です。運転終了後は荒れてたそうですが、今は復元して動くそうですよ。

 ニセコ駅がこんなこじゃれた感じになったのもC623のニセコのおかげかな?ここまで延長された頃のリニューアルだそうですから。

 ではR5で倶知安へまいりましょう。天気良いのでチョイ雪残した羊蹄山が良く見えます。


 

 気持ち良く走ってお次は倶知安町公民館の79615。新製から終生北海道で最後は小樽築港でした。胆振線時代にヘッドライトが2灯化され、2つ目キューロクで有名なカマでした。
     
 だからこの姿はおいたわしい・・・。

 給水栓もあってコンディションも悪くないんですからなおさらです。

 なんとか予算付けてもらえませんかね?

 さて、昼飯にしますかね。




ランチの備え

 お次は聖地巡礼しつつランチ&買い付けでニッカに寄ったんですが、この日に限ってメンテナンス休業ですと!まぁ、開いてても値上げで余市なんて買えませんでしたけどね。でも・・・スコッチブロス食い損ねたじゃないか!

 でもだいじょーぶ!実はニッカのレストラン、以前混んでて入れなかったことがあったので、それに備えてもう1軒見つけときましたから。すぐ近くの味の時計台はチェック済みです。

 で、ランチは手堅くシンプル味噌ラーメン。間違いのないホッとする味です。ご馳走様でした。




おさんじ代わりにもう1両
 デザートが無かったのでお3時に道の駅あびらのD51320を。現役時代を知ってる人が見たら明らかに光過ぎ!とは言い過ぎ?(笑)。
     
 新製配置が函館で、戦後の殆どが長万部と小樽築港。最後は追分でした。元々は保存予定機ではありませんでしたが、昭和51年蒸機全廃直後の追分機関区全焼で候補機だったD51241も消失しまったため、難を逃れたこのカマが保存されたそうです。

 そんな保存の経緯などもありとても大事にされていて、以前の保存先である安平町鉄道資料館時代は、ちっこいディーゼルに押されて短い線路を行き来してました。こからも大事にしてほしいものですね。

 今日の保存機巡りはここまで。今宵のお宿へ向かいましょう。





良いお湯のはずなんだけど・・・
 今宵のお宿はホテル鳳乃舞音更。十勝川温泉で何度か泊まった富士ホテルと同じ天然モール温泉100%源泉掛け流しです。なのでチェックイン済ませて早速浸かりに行ったら日帰り入浴の利用者がわんさか!ゆったり入れた富士ホテルとの差に、とてもじゃないけど入る気になりませんでした。なのでここは少し間を開けるべく軽い腹ごしらえ&仕込みへ。まぁ、じきに空くでしょ。
     
 その軽い腹ごしらえにはインディアンカレーでインディアンかつを。これ好きなんですよねぇ。刻んだカツがご飯の上に敷き詰められてて、それを覆い隠すようにカレーがかかってて。大変おいしゅうございました。ちなみに、家でカツカレーの時はこのスタイルです。

 さて仕込み済ませて部屋でチョイと一杯やったんで、もうよかろうとひとっ風呂浴びに行ったけど依然として大混雑。仕方なくゆっくりもう1本ビール空けて行ってみましたがやはり同じ。かなり人気の温泉のようです。もう入るしかない!とさささっと済ませました。せっかくの茶色のモール温泉なんだからのんびり浸かりたかったのに・・・

 

6月13日へ

戻る