行ったことない県へ行こう!
6月16日 岐阜県縦断

物見遊山、慣れた?
 岐阜県は、行ったことないかと言えばそんなことありません。東名高速で何度も「通過」してますから。でもそれで行った!というのもおこがましい。ってんで、今回の「行ったことない県」に組み込みました。苦手だった物見遊山も少しはできるようになったし。今日は世界遺産の合掌造り2ヶ所、高山のラーメンと9600、そしてダメ元で明知のC12を訪ねて岐阜県を縦断します。これなら「行った!」って言えるでしょ。

 さて朝飯。野菜を欠かさず糖質控えめ。そしてなによりガツンと食わない。どうでしょこれで?

 

 

エンジントラブル!?
 朝食済ませたらさっさと出発しましょう。終点までは結構ありますから。と、いつものようにエンジンかけたら・・・!!!ブスブスと明らかにかぶったような音してます。止まりはしないものの1本か2本死んでる感じです。しかもちょっとふかしたぐらいじゃいっこうになおらないときた。プラグかぶった?デスビ?いや、全行程諦めて保険屋に連絡?それともブスブス言いながらノソノソ帰る?2号の朝の始動時に、これは経験なかったんで焦りましたねぇ。それでも迷惑顧みず何度か空ぶかししてたら段々抜けてきて後は何事も無かったかのように。いつものように始動しただけなのに・・・何があったんでしょ?

 

世界遺産
 ま、何とかなんだろ!と走りだし、北陸道〜東海北陸道と走るうちさっきの不安もどこへやら。飛騨のお山が近づく頃には、そんなことがあったことすらもう忘れてました。どうでぇ、老人力!(笑)

  まずは五箇山の菅沼合掌造り集落から。合掌造りというと白川郷ばかりが有名になってますがここにもこじんまりとした集落があります。駐車場から案内に従って歩いてくと・・・お〜、これか! 

 眼下には独特の屋根が並ぶ箱庭のような、なんとも好ましい集落が!観光客もまだ疎らでしたから、のどかな里山の光景そのもの。

 

 

 しかしここで暮らしている方たちがいることを忘れてはいけません。無神経にどこでもズカズカ歩き回るようでは困ります。世界遺産の恩恵と引き換えに、けっこう不自由な生活をされてるとも聞きますから。なのでそういうご苦労もされながら、この風景を維持されてる方たちに敬意を払いつつ、このなんとも好ましい景色を愛でさせていただきました。

 で、帰る前、どうしても2号と絡めた絵が欲しくて、もう一つの駐車場にチョイ止めさせてもらって。最初からこっちに止めりゃよかった。

 

 さて白川郷。さっきの菅沼集落に比べたら圧倒的にメジャーな世界遺産、のようです。まず駐車場の規模が違います。課金は出るときのようで次々到着する車をジャンジャン流し込みます(渚園もこうすりゃいいのに・・・)。 

 

 まぁ、今や日本中こういう所はたいていそうであるように、やっぱりここは・・・中国か!?と軽くイラつきつつ川を渡ると、いよいよ世界遺産の白川郷。なんですが、こりゃ広い!そこに人、いやガイジンがいっぱい!写真にゃ写ってませんが、写らないように撮っただけ。実際はだらけです!

 

 ここにも暮らしがある点は菅沼集落と同じですが、こちらの方が近代化(?)が進んでるようで、肝心な合掌造りは広い分よけい疎らに感じます。そこを埋め尽くす中国語。絵も撮りづらきゃ歩きにくいし!テンション下げたまま、な〜んとなく歩いてた感じでした。はい、次!

 

 

飛騨高山
 高山という所は、なんとなく行ってみたくても、まるで縁が無い所でしたが、ラーメンと保存機(9600)を頼りに寄ることができました。まぁ、今回みたいに行ったこと云々が無ければそれもどうだったか、ですけどね。まずは車をどこぞの駐車場に収めたら大いに歩こうと思ってました。しかしクーラー事実上OUT!の2号。日向には止めたくないもんですが、何気に入った駐車場は市役所の付帯施設でしかも屋内!これはラッキーでした。天気良くてさっきの白川郷出るときもアッチッチでしたから。駅までは結構歩くのも、元々歩くつもりでしたからちょうどいいです。

 さて一つ目のターゲットは「高山ラーメン」。どことも決めていなかったので「元祖」をキーワードに検索すると「まさご」という店がそうらしいのでそこに決めました。ちょうど昼時だしさぞや混んでるだろうと思いきや・・・

 ガラガラ!食い物の行列大嫌いなんで、これはありがたい!メニューは中華そばと大盛中華そばの2種類だけという潔さ。当然中華そばを頼んで待つこと数分・・・

 !!!おつゆ真っ黒。と言うかほとんどそばつゆの色。スープを一口すすれば・・・やっぱり日本そばのそばつゆそのもの!これには驚きました。高山ラーメンはどこかで食ってるはずですが、これは全然別物。でも初体験のこの組み合わせ、これはこれでアリでしょう。主にうかがうと、まず「元祖」については「そう言われてますね」と。つゆのことは創業者が和食の出だったからとか。納得。このつゆの作り方も教えてくれて、そばつゆでチャーシュー煮て油分がでれば近い味になるとか。これまた納得。いやぁ〜、やはり現地で食わないと分からんもんですねぇ。で、元祖の意外性は、当然もう一軒!となるわけで、2軒目は飲み屋横丁的なとこで見つけた桔梗屋。

            

 空いてる昭和な中華屋です。で、食べてまたびっくり!

 だって、極めてフツーのしなそばなんですもの!あまりの違いに主に伺うと「店ごとに違うからねぇ・・・」と。何得できる説明じゃない・・・(笑)。でもさすがにもう一軒!はやめときました。あ、ちなみに新進の店もたくさんありましたが、行列と閑古鳥。激戦区の悲哀を物語っていました。

 

 ではデザート(?)に9600拝みに行きましょ。

   

 屋根下でコンディションもまずまず。公園で遊ぶお子たちにも囲まれ、穏やかな余生を過ごしているようです。

 さて、お次は高山駅にチョイ寄りしたら、岐阜県を一気に南下。明知鉄道の明知駅を目指します。

 お目当てのC12は明日運転するらしいんで、ひょっとしたら拝めるかもしれないんで。なぁ〜に、ダメ元ダメ元。

 

 

ダメ元は所詮ダメ
 明知まではR41〜R257と走り3時間弱。途中寄り道するとこもなく、拝める確証も無いんですけど・・・行っちゃいました。下道走るのって嫌いじゃないし。で、17時過ぎに明知鉄道の明知駅到着。

 さっそく車庫のある方へ行ってみましたが見えません。いるのは間違いないんですが。ん?職員通用口(?)のガラス越しにちょっとだけ見えてるじゃないですか!やっぱりいました!しかし17時過ぎてるからか人気がありません。そこへ帰宅する社員と思しき方が出てきたので「見せていただけませんか?」とお願いしたんですが、けんもほろろに断られました。

 これにてジ・エンド。ダメ元は所詮ダメ、ってか!(笑) さ、中央道のんびり走って帰りましょ!そうそう、諏訪湖の夜景が奇麗でしたねぇ。

 帰路は渋滞にも殆ど合わずすんなり帰れました。さ、これで行ったことない県は和歌山県のみ。いつ行こうかな?

 

 

戻る