3月31日 浜松でうなぎ食ってお伊勢参り
<〜浜松〜伊勢湾フェリー〜伊勢神宮外宮>

ご退屈様
 当初奥様は新幹線で先回りし、名古屋界隈で御朱印巡りした後伊勢で合流、の予定でした。だってねぇ、浜松でうなぎ食う以外ただぼんやり助手席ですもの。ところが日毎勢いを増すコロナに、なんだか電車が不安になってきて・・・。なので、退屈覚悟で最初から同行してもらうことにしました。そして当日。世間は既に自粛ムード。静かな早朝のご近所に気を使いつつ、そぉ〜っと出発しました(苦笑)。



 首都高も東名もびっくりするくらい空いていて、予定よりかなりのハイペース。なので由比PAでちょっと長めの休憩を。トイレ休憩以外走る一方でしたからね。天気が良かったらなぁ・・・



うなぎはお参りの後で
 今回最初のイベントは浜松のうなぎ。なんですが、浜松へは予定よりかなり早い到着です。そこでいつものように地図で神社をチェック。そしたらおあつらえ向きの神社を発見。大歳神社です。



 二輪の交通安全に力を入れてるとかでバイクのお守りがたくさん。浜松という土地柄でしょうね。



 また御朱印等を待つ人へセルフのお茶やコーヒーのサービスも。広い手入れの行き届いた境内と歴史を感じさせる趣あるお社。予定外ながら気持ちの良いお参りができました。ただし時節柄記念写真はこの感じで(苦笑)。さぁて、んではうなぎ食いに行きましょ!



 今日のうなぎは去年あたりから贔屓の中川屋。昭和のホンダ車ミーティングでお世話になってるアニーさんのコーヒーショップアニーコーヒーとセットがお約束。でも残念ながらこの日は定休日。食後の美味しいコーヒーはおあずけです。



ごはんが見えてる・・・
 店には開店時刻に着いて、席に着くなりお品書きにお気に入りを探すんですが・・・、え?高!去年いただいてこれっきゃないよ!の浜名湖丼が大幅値上げ!?うな重も手の届くのはごはんが見えてるし・・・。



 こっちではもう長いこと、ご飯の見えないうな重しか食ってませんでしたが、奥様の「松でじゅうぶん!」の一声で諦めました。ええ、もちろん大変おいしゅうございましたよ。稚魚が取れないとかで止むを得ないんでしょうが、う〜ん、益々庶民の口から遠ざかる一方です。




ダメ元!
 さて、美味しくいただいた後は、伊良湖から伊勢湾フェリーに乗るんですが、前倒しのタイムテーブルでランチも11時半には終了。しかも出航は15時10分。そこそこの距離ながら何ヶ所かお参りできそうです。でも寄り道しなけりゃ1本前の13時40分発に乗れちゃうかも?!奥様も寄り道は元々予定してないし、早くお伊勢様行けるならその方が!と。ただし間に合わなかったら1時間半ほど雨の伊良湖でボーっと(笑)。それも了解してもらってダメ元!



 ナビによれば所要1時間56分。ハラハラものながら順調に走れて伊良湖港到着!13時40分発の乗船手続きにも間に合いました。

         

 ここもコロナの影響かいつもなのか?ガラガラでした。そのせいで、ってこたぁないでしょうが、伊勢湾、チョイと揺れましたねぇ。



お伊勢参りは二見から
 だそうですが、当初予定では通過かチラ見。それが1本早いのに乗れたので、ゆっくりお参りできます。良い決断でした。



 駐車場も、うっかり通過した手前のよりこちらが正解。近いし正面から入れます。あの建物の中は土産物屋で、そこを抜けると参道に出ます。



 んではまずはお参りから。しかし、なんか・・・違和感(苦笑)。

        

 御朱印いただいたら猿田彦大神のお使いの二見蛙と夫婦岩を愛でます。それにしてもこのしめ縄。張るのはさぞや大変な作業でしょうねぇ・・・。



 んでは、今宵のお宿へまいりましょう。1本早いフェリーに乗れたおかげで、チェックイン済ませたら楽勝で外宮にお参りできます。



虫の知らせ?
 実は今回、フィナーレにクラブミーティングを企ててたんですよ。4日の夕方頃吹田SAで。と言っても時節柄HPに告知しないで、2011年吹田に集まってくれた皆さんだけに声かけました。みなさんも快く参加OKしてくださったんですが、ホテルチェックインして部屋に収まったとたん、急に不安になっちゃって・・・。虫の知らせってやつですかね?感染者も増えてるし緊急事態宣言も近そうだし、こりゃやばいんじゃね?て。今宵の飲み屋選びを奥様に任せ考え込むこと数分。あっさり中止を決めました。幸い参加予定の皆さんへも連絡ついて事なきを得てホっ。そうなるとミーティング後の淡路島1泊して徳島からフェリーも賢明とは思えず全てキャンセル。こちらも幸いに、直前ながらコロナ故にキャンセル料無用と。ありがたいことです。淡路島のホテルはいつか泊まらないと。ホテルと言えばもう1軒、こんなことも。当初大阪のお宿は和空という宿坊的ホテル。ところがコロナのため休業するって電話かかってきましてね。まぁ、そんなのも虫が背中押したのかも。 さ、これですっきりしました。お参りにでかけましょう。




だれもいない外宮
 実は私、2005年の関西オフ会で赤福までは来たんですが、参拝は初めてなんです。その初めて、がこれですよ。誰もいません!聞こえるのは我々が踏む玉砂利の音だけ。雨の夕方とはいえ、ここまで人がいないのは奥様も経験がなく不気味とも。

     

 でも私には、この静寂と厳粛な空気こそ日本の神様の頂点たる伊勢神宮。無意識のうち背筋を伸ばし軽い緊張を覚えていました。コロナのおかげと言っては不謹慎ですが、実に得難い経験。静々と奥へ進みます。



 そして外玉垣南御門より正殿を拝み、15年越しの不義理を半分果たせました。その隣が20年ごとに行われる遷宮の用地。なんで20年ごとなんですかね?



 と思って調べたら、元々自然物崇拝には社殿など無く、豊作を祈る時に臨時で作り、祭りが済むと取り壊していた、と考えられるそうで、その習慣によるものではないか、と。つまり、神の降臨を受けるためには新しい神社である必要があった。とかなんとか。そういやお寺はこげ茶の古木に対して神社は白木、のイメージありますね。知らんけど(笑)。


 
 周りにある小さなお社も全部遷宮用地付きです。が、日本中の神社がそうしてるわけではないのは・・・なんでだろ?ちょっと勉強してみましょうかね。



 あちこちお参りしたら御朱印いただいて外宮詣で上がりです。この後は明日の内宮詣でに備え身を清めるべく・・・宴!(笑)

         

 ホテルに戻る途中、土産物でこんなの見つけてつい。ご当地ものとか限定に弱いんで。ちなみにお味は、サザエの方はサザエっぽい味もして概ね良好。伊勢うどんの方は・・・。家に帰ってからもまだ食ってた、でお察しいただきたく(笑)。




無料!に釣られて



 晩飯、じゃなくてお清め(?)は居酒屋です。特に調べてなかったんですが、部屋にあったチラシの遊食酒房たか屋に即決!だって「松坂牛ステーキ一皿無料」って書いてあるじゃないですか!いとも簡単に釣られました(笑)。
  



 で、↑これがその釣り餌、じゃなくて一皿無料の松坂牛ステーキ。おいそれとはいただけないブランド牛の元祖!たいへん美味しゅうざいました。



 料理はどれも美味しくて、新鮮な刺身盛り合わせは名札付き!これはありがたいですね。持ってきたとき聞いてもすぐ忘れちゃうもんね。ちょっと歩きましたが、空いてたし接客もGood!良いお清めができました。
 

 

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