秋の西方行脚 2011-6 10月18日/〜知覧〜指宿〜垂水 今朝はのんびり
デート気分?
そんな彼女の笑顔もここまで。館内に入り壁一面に並ぶ特攻隊員の遺影が目に入ったとたん、顔を曇らせ涙が頬をつたいます。同じ世代の子を持つ母の目に映る「特攻」。自分の子供だけでなく、友達まで重ねて見えたのでしょう。それは母親にしか分からぬ感性。「もう出よう、辛すぎる・・・」。彼女には酷過ぎたようです。でもその気持ちは分かるけど、我々はこれを正視しなければならんのです。この悲惨な歴史の上に今があることを絶対に忘れぬためにも。そして二度と繰り返さぬためにも・・・。そう言うと後は黙って付き合ってくれました。
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再現された三角兵舎。ここで襲撃命令を待ったのでしょう。その心境、察するに余りあります。彼らの死は断じて犬死などではない!このあどけない子供の姿に改めてそう確信します。 | 館内は撮影禁止なので外からゼロ戦52型丙を。昭和55年に鹿児島県沖から引き上げられたそのままの姿で展示されていて、胴体後部がありません。 |
そんな彼女も見ているうちに少し落ち着いたようで、時々「ひどい・・・」、そうつぶやきながら資料を見つめていました。でもそろそろ河岸を変えないと気の毒かな?お昼も回ったことだし・・・。 |
と入ったのは「知覧茶屋」。その当時、出撃する特攻隊員を心からもてなし「特攻の母」と慕われた鳥濱トメさんのご家族が営む店です。それを思うと運ばれてきたラーメンも何か違ったものに・・・いや、普通に豚骨ベースの鹿児島ラーメンでした(笑)。この日の私の予定はここまで。後は奥様のアッシー君です。 |
砂蒸し温泉 入浴料払って、まっぱに浴衣だけ羽織ったら砂浜へ出ます。「こちらへどうぞ〜」と導かれるまま横になると、スタッフがスコップでさささっと砂かけて一丁上がり!そしたらいきなりケツが熱い!10分を目安に、なんて言われましたが、とてもじゃないけどもちそうにありません。これならさぞや余分な油が落ちて・・・ナイナイ!(笑) |
一方カミさんは「キモチイ〜!」を連発。10分を過ぎても気持ち良さそうに目を閉じてました。お。そろそろ蒸し上がったかな?と思ったら「もっとここにいた〜い!」だって。でも一度砂から出たらそれでおしまい。金払って振出から出直しです。そりゃそうでしょう。こういう客がいるんだもん、キリがない(笑)。
垂水へ |
桜島! |
カミさんが「あっ!」と言うほうを見ればイルカの大群ががすれ違います。いつでも見られるものじゃないそうですから、これはラッキー!短い時間でしたが素敵な航海でした。
ちと遅かった! 食事もGOOD!序盤ちょっとハードでしたが、今日1日の奥様へのおもてなし。ご満足いただけた、かな?と、ややドヤ顔です(笑) |
がんばれ東日本!