東北・北海道ツーリング&ミーティング 2015/花巻〜青森
7月18日 SL銀河と青森ミーティング

新手の観光列車?
 
今日の午前中はお初の「SL銀河」追っかけですが、まずは腹ごしらえ。腹が減っては・・・と言いますからね。ここの朝飯もまずまず。でも調子こいて食っちゃうと睡魔との戦いになりますから程々に。なのでおかわり我慢です。

 さて今日の獲物。ローカルの汽車ぽっぽなんてなめてかかったらいけません。何せ引っ張る客車4両ともディーゼルエンジン搭載。元々北海道用の客車を、DC不足を補うためにエンジン搭載してDCとして走ってたシロモノ。それをJR東日本が買い取って充当しているとか。だから回送の時はDCとして自力で走りC58を引っ張ってるそうです。つまり回送用のDL不要!しかも勾配区間では「客車」も補機的に力行しちゃうから蒸気不騰昇で遅延なんて心配もありません。こりゃ、趣味的にはともかく、SL列車の新しい形ともいえますな。ま、そんなんだからあまり欲張っても撮り逃がすのは明らかなので、停車時間の長いところを挟んで2か所程度にして後は撮れたら、としました。 

 

 

橋はそこに見えるのに・・・
 テツの皆さんは何とかの一つ覚えで勾配区間の「爆煙」とやらがお好きなようだけど、私のC58のイメージは、日本の原風景とも言える田畑のなかを薄っすらケムをたなびかせて走り去るごくありふれた姿。なので山越えは避けて北上川橋梁から、としました。ところがその橋の袂への道がわからない。そこに見えてるし地図には確かに道があるのに、行ってみるとどう考えても単なる耕運機用の農道です。それも乗用車が入ったら出てこれなそうな。こりゃ困った!とあちこちからアプローチするもどうにもならず、挙句は「私はどこ?」状態に。それでもなんとか、というより偶然東北新幹線の築堤見つけて国道に復帰。もはやこれまで!と7-11脇の踏切を保険に確保してダメ元でさらにうろつくと鉄橋付近に車が!行けるんかいな?と思いつつ恐る恐る「農道」を進むと・・・なんでぇ、行けるじゃん!で無事鉄橋の袂に到達できました。

 しかし装備が甘かった。ここは完全にブッシュの中。虫たちに「刺してください」と言わんばかりの軽装備。マムシでも出たらどうすんのよ!なので待ってる間ずっと足踏みで危険回避(笑)。

 そこへSL銀河登場!まぁ、予想通りのカットが撮れたかな?*

 ちょっと思い付いたことがあるんで↑とか*の写真クリックしてみてください

 

 

下調べより人だかり
 さてお次。といってもアテなどないし。でも走るうちに人だかりを発見!やはり下調べより・・・です!寄ってみるとお手頃な・・・いや、もうそこまで来てるし!なのでとにかくカメラ持ってダッシュ!*

 まぁ、平凡ながら・・・。あ、平凡で良かったんだっけね(笑)。

 更に追跡して、追いついて追い越して・・・。やがてアーチ橋が見えてきたらそこは道の駅みやもり。しかもここがあの有名な眼鏡橋じゃないですか!お〜、こりゃなんとも好ましい人だかり!これ入れない方が不自然だわ。*

 で、この感じ。列車のお客もギャラリーも手を振ってなんとも和やかな風景。テツなら撮らない(人が入ってはいけない)とても自然な良い絵が撮れました!はい、追っかけはここまで!昼飯にしましょ!

 お昼はこれ。宮守特産のわさびをすりおろしていただく「どばそば」です。「どばそば」?って聞いたら、驚くほどドバっと載ってるからだって。ホォ、わんこそば食うチャンスないからそりゃちょうど良い。「受けて立とう!」と頼んだけど、なんのこれしき猪口才な!少なくもないけど、まぁ、2枚盛りってとこ。楽勝!・・・ウソです、おなか一杯!眠くなっても知〜らない!(笑)

 さっきのアーチ橋を反対側から撮ったら北上開始!青森を目指します。

 岩手山SAでお約束の1枚狙ったけど、この雲じゃ肝心の岩手山見えるはずもなく、これじゃなんの写真だか(苦笑)。この先青森までGSないんで給油もお約束です。12.51Km/ℓね。長距離高速の割にゃ伸びねぇなぁ・・・

 

 

昭和のホンダ車青森ミーティング
 今回は渡道前に青森でゆずのきB佳さんたちと会えるんでそうしちゃいました。彼女とはイオンで合流と決まったんですが、待っていると初代インサイトが接近してきます。なんとなく・・・匂うぞ・・・と思ったら「さいとーさんですか?」。案の定、彼女のお仲間でした。ま、こっちを見つけるのに手間はかかりませんからね。で、彼女が来るまでしばし昭和のホンダ車談義。

 待つことしばし、ゆずのきB桂さんも合流して屋内Pへ移動。 天気悪いんでこういうとこって助かります。もっとも、昭和の・・・なんて言っても彼女のワンダーと3号の2台だけなんですけどね。いいの!2台並んだんだから成立!

 ちなみにインサイトの方(お名前失念)、昭和じゃないからと並ぶことを固辞。なんとも律儀な方です。このこだわりってみんなに守られてるんですね。改めて実感しました。ありがたいことです。

 さて晩飯。青森らしいものを、とリクエストしたら煮干しラーメンだそうです。海のモノは北海道行ってからいくらでも食えるだろうからって。 

 連れて行っていただいたのは「長尾中華そば」西バイパス本店。で、スープを一口飲んだら・・・まさに煮干し汁!煮干しも嫌いじゃないけどラーメン=しなそばなのでムムム。でも粗びき黒コショウ入れると味が化けます。煮干しっぽさがうすれて濃厚なうまいスープに。へーですわ。 どうでもいいけど、食う前に撮れよなぁ・・・

 その後フェリーふ頭に移動して今回予定のメンバーが揃ってしばし車話。結局昭和な車は2台でしたけどね。ま、とにかく成立!

 20時に乗船手続きするんで皆さんとはここでお別れです。ちょっと慌ただしかったんで、次回(2016年5号)はイッパイやれるように予定立てて、と約束して。これにて昭和のホンダ車青森ミーティングめでたくお開きです。

 

 

寝られぬ青函フェリー
 船は'11年の1号同様今回もレトロな「あさかぜ5号」。昭和臭プンプンです。

 20:30定刻に出航した船内はガラガラで好きなところを陣取って寝られる・・・はずなんですが・・・例によってテレビのチャンネルかき回すじじいがいてなかなか寝付きません。そのうちそいつ船室内でタバコ吸いだす始末。船内禁煙じゃなえのかよ?と軽く苛立ち・・・と言って注意するのもめんどくさいし・・・。そんな状況だから寝られやしない!あきらめてロビーでテレビ見ててふと気が付いたんだけど、どこにも「禁煙」の文字がない・・・地方はまだまだ喫煙者天国だったのね。その後例のじじいも寝たらしいんで船室に戻ってうとうとしてたらもう到着。青函で寝るのは至難の業です。

 

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