西方行脚2017/自宅〜有明〜東九フェリー
4月15日
しばしの船旅

ドサクサ?
 まぁ、そんなこんなで予定になかった3号による西方行脚が決まった、と言うか決めてしまったと言うか・・・。むろん全てを中止する選択肢が無かったわけではありませんが、いつだって旅には出かけたいもの。中止は・・・ないよね!だって・・・ホテルやフェリー予約しちゃったんだもん!

 洗車して荷物積んで、レストランの無い船ですから、行きがけにイオンでお惣菜たんまり仕込んで有明に向かいました。

 

 

37年ぶりの有明出航
 今を去る37年前、日大を出てちょいとヘンな「しのぎ」の時代。ひと夏大島運輸の「波之上丸」(3代目)で、与論沖縄航路のイベント要員として乗り組んでいました。有明を朝出港して奄美、与論、と辿り沖縄まで52時間ほどの航路で、沖縄入港後は船内の片付け等手伝ったら、翌日の出港までフリー。スタッフとムーンビーチあたりに泳ぎに行ったもんです。今回は船会社こそ違いますが、その有明からの出発です。あの頃の記憶はあやながら、建物が増えて船客待合所も立派な建物になり、えらい変わりように思えました。18時過ぎには乗船手続き済ませて、18時半過ぎには早くも乗船できました。

 あ、そもそもなんで有明なのか?ですが、それは言うまでもなくNくんゆえに走行距離を縮めるべく選んだ温情そのもの。って、それはNくんに対してなのか運転者に対してなのかはまぁ、その・・・(笑)。




今時のフェリー
 乗船したのは、2016年に就航した新造船「フェリー りつりん丸」。それまでの4隻*を一気に新造船に代替えした4隻のうちの1隻です。儲かってるんでしょうかね?ちなみに、以前乗った「おーしゃん いーすと丸」は退役してインドネシアへ行ったそうです。で、この新造船。新しい考え方でしょうね。徹底的に合理化して造られてます。まず、以前の「シンプルフェリー」、「カジュアルフェリー」を「シンプルフェリー」に一本化。つまり4隻同じ設備の船に。そしてレストランがありません。「おーしゃん いーすと丸」には、営業時間&メニュー限定ながら、厨房もレストランもありましたが、その手の施設は一切ありません。これだけでも人と手間を随分省けますよ。そしてエントランスとパブリックスペースを同じデッキの中央に配し自販機と電子レンジをズラリ並べ、後は前後に延々と客室が続きます。そのせいか、なんだかすごく大きな船に乗った気がしました。トイレ行くのも随分歩かされたしね(苦笑)。

*おーしゃん いーすと、おーしゃん うえすと、おーしゃん さうす、おーしゃん のーすの4隻

 

広い個室!
 フェリーに乗るときは、もうずいぶん前からもっぱら個室です。贅沢?レジャーは金がかかるもの。それが嫌なら家にいなさい!と開き直り(笑)。と言ってもこの船の個室は通年ルームチャージ制。なのでハイシーズンでも一人分の料金で使えてオトク!10000円で占有できます。

 で、この部屋。収容人員は最大3人で、2人分は折りたたみベッド。もう1人分は床に布団しいて、となってます。私はベッドは使わず布団しいて、としたので随分と広く感じました。商船三井の4人部屋より使い勝手も良いです。それに何と言っても新造船ゆえのきれいさは嬉しい!どこを見てもキレイ!車?車は古くていいの!(笑)

        
        *写真は翌朝撮影

 もちろん冷蔵庫もあります。3食分の仕込みですからこれはありがたい。

          

 では長旅の前途を祝して宴とまいりやしょう。最近は随分と食える量が減ったので控えめのはずですが・・・多かったかな?ま、映画なんぞぞ見ながらのんびり過ごしましょう。ちなみに、イオンの肉団子。ツボです。

 トイレついでにデッキに出ようと思ったら、夜は閉鎖のようです。クルーの勤務時間と連動しているような・・・。その辺も合理的に管理されてる気がします。デッキから海眺めるのは明日にしましょ。部屋からも見えますから。

 

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