西方行脚2017/東九フェリー〜徳島〜鳴門〜徳島
4月16日
奥様孝行-1/ 鳴門観光

のんびり船旅
 いつものように6時半頃起きたらまずは朝のお勤めから。ついでにデッキ、と思ったらまだ開いてません。やはりスタッフの勤務中、つまり目の届く間、ということのようです。あ、こんな感じで寝てました。って、これじゃベッド広げたら・・・寝られるの?ベッドの下???

       

 あれだけ食っても腹減るのは元気な証拠!と海を愛でつつ仕込んでおいたサンドイッチを。部屋は右舷なので果てしない大海原が続きます。

        

 9時過ぎて紀伊半島先端が見えてる旨の放送にデッキに出ると・・・。 

 お〜こんなに近く通るんだ!以前この航路の上りには乗りましたが、その時は揺れてそれどこじゃなかったっけ。だからこの景色は初めて!

 船の行き来もけっこう盛んです。そう言えば大和の3番艦「信濃」が昭和19年11月19日に沈められたのってこの辺でしたっけね。「信濃」は艦籍こそあったものの完成には程遠く、工事中の艦内は訓練云々以前の状態でした。電探と目視で敵潜の存在は分かっていても、結果的に防ぎきれなかったのも無理はありません。しかし本土の目と鼻の先で沈められたなんて、さぞや無念だったことでしょう。合掌・・・

 それにしてもさすが今時の新造船。レストランそのものが無いのは察しが付きましたが、手すりが高い!転落、自殺防止?なるほど・・・

 お昼は自販機の冷凍ジャンバラヤを。これで400円はいいんでねぇかえ?徳島の陸地を愛でつついただくと単なる冷凍食品も、いや、最近の冷凍食品そのものが侮れませんからね。だからよりおいしくいただけちゃいます。

    

 下船はびっくりするくらい早くて接岸10分後には徳島の地に降り立っていました。新造船ならではの新しいシステムでしょうかね?

 さて、北上して鳴門で奥様と合流いたしやしょう!

 

 

船上から見る渦潮
 今回の奥様の帯同は16、17日の二日間。しかも先着して御朱印集めを数軒こなしてからの合流です。なので今回は初の現地集合。渦潮観潮船乗り場で合流することにしました。幸い14時半頃には合流できて、予定通り15時の船に乗れました。それにしても結構な人数が乗船します。混んでるのやだな・・・と思ったら1000円/人で一等のデッキへ上がれるじゃないですか。もちろん迷わず一等へ。ええ、レジャーは金がかかるもの。ケチ臭いこと言わない!で、上がってみたらほ〜ら大正解!これならゆったり渦潮拝めるってもんです。

 鳴門の渦潮は、日本人なら子供でも知ってる超有名スポット。でも間近に見るの初めてなんです。最初は近づいてくる鳴門大橋に気を取られてましたが、いよいよ渦に突入すると・・・こりゃすごい!それでも序盤はやや控えめで後半満を持して大渦に突入すると!!!!の感じで。自然の営み、といえばそれまでですがおいそれと見られるもんじゃありません。時間帯によってもずいぶん様変わりするようで、この日は9時の満潮と15時の汗潮の時が最大だそうですから良い時間帯に拝めたわけです。*↑写真をクリック! 

 

 

鳴門大橋から見る渦潮 

 船を下りたらお次は渦潮の道です。これは瀬戸大橋の下の歩道から渦潮見物できる施設で、とこどころ床がガラス張りになってます。

 こんな感じに。これが、気がつかずに歩いていて急にそのガラスの上と気付くとホント足がすくみます。ガラスがあると分かってもです。

 いや、見るぞ!と覗き込んでも、最初のうちは尻がムズムズするような、なんとも言えない気分です。でも怖いもの見たさで・・・やっぱムズムズ! 

 

 徐々に慣れてくるとへっちゃら!と言いつつも尻はやっはりムズムズ(笑)。まぁ、さすがにだんだん慣れてくると、お尻もおとなしくなりますけどね。

        

 でも帰りにうっかり無意識にガラスの上歩いて、気がついちゃうとビクンとしちゃいます。いやぁ、なかなか面白いアトラクションでした。 

 

 

千畳敷展望台

 ここも眺めが良いです。渦潮は大分収まったみたいですな。ここ、売店もありますから、ちょいとつまみ食いしつつ一休み。

 帰りに「大鳴門橋架橋記念館エディ」に寄ろうとしたら閉館直前だったのでこれにて初日の予定終了。〆は桜と鳴門大橋をバックに1枚。天気も良くて奥様も十分お楽しみいただけたご様子。んではホテルに向かいましょう。

 

 

夫婦別室
 今宵のお宿は「ハイパーイン徳島両国橋」。ごく普通のビジホです。が、それ故に後から行くことが決まった奥様と同室では、安眠の補償いたしかね候。私のいびきは半端ないそうですから。まぁ、いつもならフンパツして広い部屋ですからどうにかなりますけどね。で、初めて旅行で夫婦別室としました。少々不経済ですが、ポイント溜まって破格のお値段だったから良しとしましょう。これなら私も奥様が寝る前に寝られますしね。さぁ、チェックイン済ませたら繰り出しやしょう!

 

 

脇の甘い事前調査
 今回はいつも以上に事前調査やってましてね、特に「何を食うか?」については、口コミに至るまでかなり突っ込んで調べましたわ。で、徳島といえば!でヒットしたのが徳島ラーメンとフィッシュカツ。どちらも徳島のソウルフードだとか。んじゃそいつを食らいましょ、と元祖調べたら徳島ラーメンはどうやら「八万」がそれらしい、とか。なので宿もその近くに取って。そう、今回のお宿はそうやって決めたんです。これでもう一軒ハシゴすればかなり満たされるはずです。しかし4号→3号の変更に伴って、奥様も同伴となると2軒はねぇ。はっきり断られましたし(笑)。なのでまずは宿至近の飲み屋「月の花れ」で一献差し上げよう、と思ったら定休日!調べたはずなのに休みの日をチェックし忘れたか?実はこの脇の甘さが今回祟りのように続いたんです。もちろんこの時は知る由もありませんでしたが・・・。

 

 

口コミは伊達じゃないけど・・・
 さてそうなると、とにかく店を探さにゃなりません。でも便利な時代になりました。スマホで検索すればすぐに見つけてくれますから。そこで口コミ上位の飲み屋と〆めに「八万」、としました。海が近いんだから、どこに入っても新鮮な魚にはありつけるでしょう、とただ単に口込みで見つけて・・・。

 入ったのは「食らんど もっちゃん」。さすが口コミ上位ですから、あっという間に満席です。早めに入ってよかった!は良いんだけど、手書きのメニューが見辛くて、いっこうに注文が決まりません。まるで頭の体操です。

 それに徳島ならでは、なんて思っても観光客相手じゃなくて、地元のみなさんの人気店みたい。だからそんなもん特に無くて逆に何でもあります。しかも結構良いお値段。それでも何とか解読(?)してオーダーしたものの、なんか落ち着かなかったなぁ・・・。もちろんお味は良いんですけどね。だから満足して、というより、程々にして逃げ出した、と言った方が良いかも(苦笑)。まぁ、次もありますからね。いや、お味はホント良いんですよ。

 

 

徳島ラーメン「八万屋」
 そして私としてはこちらが今宵のメインたる徳島ラーメン!事前調査でも現地でも営業してるのは確認済み。確実に食えます!奥様は「もうおなかいっぱい・・・」というのを「残して良いからさ!」と説得して入店。

 そして入店し2階に駆け上がるや「ラーメン二つ!」。注文の声にも力が入ります。事前に調べてる分、期待は嫌が上にも膨らんで・・・お、来ました!

 まずはお作法(?)に倣ってスープから。「・・・え?」。麺は「・・・ん?」。好みの問題でもあるし、その土地ごとの味覚ということもありますから、ヘンなこと書けませんが・・・。でも期待した分下がっていくテンション止められません。どうしたらいいんだろう・・・。東京近郊もんの強みで、全国どこ行ってもおいしくいただけちゃう!のはずなのに・・・。おなか一杯でも飲んだ後の〆のラーメンはおいしいものなのに・・・。カミさんに言われるまでもなくスープ残しました。ごめんなさい。もう1軒行ったら違ったかな?さて、コンビニで燃料仕入れてホテル帰って寝ましょ! 

 

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