行ったことない県へ行こう!福井&岐阜
6月12日
長岡京で待ち合わせ

気が利く亭主
 昨年秋、4号の四国九州走破で大願成就し、次なる目標は「行ったことない県へ行こう!」。その「行ったことない県」というのが福井、岐阜、和歌山でして、今回は福井〜石川〜岐阜と走ります。もちろん奥様の御朱印巡りのアッシー君しつつです。しかしスタートの京都までは単なる移動。となると奥様さぞやご退屈。いや、それだけ時間があれば何ヶ所か回れちゃいます。なので私は2号で先発し、やや遅れて奥様は新幹線で、の感じで。昨年徳島でうまくいきましたしね。気が利く?いえ、当然のおもてなしです。

 

 

お里帰り?
 余計な渋滞はあったものの、京都へは8時間ほどで到着。余裕で梅小路に寄り道できます。現地に駐車場がないので近くのコインパーキングへ。

 実は2号って京都の元国鉄職員が乗ってたとかなんとか。ひょっとするとこの辺も走ったかもしれません。なので今日はお里帰りみたいなものかも。

 

 

久々の梅小路
 さて久々の梅小路。最近はリニューアルしたとかで、なんか混んでそう・・・と、近くを通ってもスルーしてました。でも予定より早く着けたし、平日だから大丈夫だろ、って寄ることにしました。やっぱ生きてる蒸機に会いたいですしね。入り口が変わっていてちょっと迷いましたが、入ってすぐにC6226がお出迎え。新製時もかくやという奇麗さです!

 私にとってここは国鉄時代から蒸機の聖地ですが、今やC62を三杯も擁するとは・・・。でもどうせなら、こんなとこ置かないでラウンドハウスに並べてくれればいいのに。3台並べて現役時代さながらの姿!見てみたいものです。あ、私の大本命C612は今日のスチーム号の当番でした。

      

 太過ぎず細過ぎずで一番バランス良いカマだと思います。

 日鉄鉱業時代に拝めなかった1080(1070型)がここにいるとは知りませんでした。元々テンダー式の6270型を昭和初期にタンク式に改造したカマですが、明治生まれの古豪、良い味出してます。

 庫の中では先日本線運転から引退したC56160が整備中。今後はスチーム号で活躍とのこと。

 テンダーはここに。

 C622のもほっぽってあります。本体はボイラー修理だとか

 こいつも健在です。現役時代よりはるかにきれいかと。

この日庫にいた面々

鉄と油と石炭の匂い・・・。たまらん!やっぱここは聖地だ!

 

あ、こちらは外道ながら現役時代に見てなかったので。

 こんなのも・・・。お次は嵯峨野へ向かいます。

 

 

嵯峨嵐山19世紀ホール
 ここへは16時過ぎ到着。おもむろに「今どの辺?」とメールしたら、奥様意外にもごく近くにいるそうなので、ここで待つことにしました。ホール内には極上の保存機が並んでますから、退屈することはありません。

 C5848もC5698もいつでも走れそうなほど完璧な保存状態です。

     

 D51603だけはこのアングルで撮ってあげないと・・・

 こんなんなってんで・・・

 こんな子もいます。戦前から鷹取工場の実習用だったそうな。

 しかしここもガイジンが多いなぁ・・・。いなくなるの待ちたいけど・・・

 あ、奥様ごく近くまで来たようです。合流してお宿に向かいましょう。

 

 

長岡京の閑静な住宅街のお宿
 お宿探しはもっぱら私の仕事です。ネット情報かき集めて吟味して・・・。中でも口コミは重視してますが、ポイントは悪い方のチェック。その努力(?)の甲斐あってか、最近はまず外したことありません。で、今宵のお宿はガイジンで溢れかえる中心嫌って「京都ゲストイン長岡京」。閑静な住宅街にある高評価のお宿です。部屋も広いしミニキッチンもあります。 

 夕食は宿おすすめのお店「京風おばんざい さわらぎ」へ。



 意外だったのは、京風=薄味と思いきや味が濃いこと。私にゃ丁度良かったけど奥様にはしょっぱかったみたい。おかみは「こっちはお出しでしっかり味付けるからねぇ」と。思い込みだったようです。お味はもちろん文句なし!

 

6月13日へ

 

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