西方行脚2013/宿毛〜高知〜高松〜三豊(香川県) 9月22日 ぶらり高知で物見遊山 起床!
乗船時には灯火を消すのがお約束。誘導員の指示に従って乗り込みます。
車収めたら即船室へ!けっこう乗り込むようですからまずは寝床の確保です。いかに早く寝られるかで下船後の走りが決まってしまいますから。 宿毛までは3時間チョイ。出航前に横になるのがツウというもの。無駄にはしません。始めの頃は船内ウロウロして寝られませんでしたけどね。で、いつの間にかまた夢の中。気が付いたら宿毛港に入港するところでした。
休暇!? まるでアテはありませんが、高知でカツオ!とだけ決めて、前回とは反対回りにR56を走り出しました。ゆんべは風呂入ってないから健康ランドみたいのねぇかな・・・ねぇなぁ・・・なんて走ってたらお腹の虫がダダこね始めました。朝飯もまだでしたな。んじゃ、どこか景色の良いところでも、と走ってたら大きい公園らしき案内板が。急ぐ旅でもなし。何だか知らないけど行ってみんべ! 着いてみたらそこは海に面した大きな公園(四国西南大規模公園)。さっそく浜に出て、ゆんべ仕入れておいたコンビニ弁当を広げます。天気はイマイチだけど、太平洋の大海原をおかずに頬張れば、安おにぎりも・・・変わらんな(笑)。やっぱカツオですな!
苦手の物見遊山 これがその最古の沈下橋だとか。昭和10年頃の作だそうです。沈下橋ってぇのは、洪水の時に流されぬように欄干を設けない橋なんですが、石じゃありません。鉄筋コンクリート製です。その頃にこんな山村に鉄筋コンクリートとは贅沢な橋だったんでは?それだけ水害に悩まされてたんでしょうね。清流四万十川のイメージと違うんで意外でした。↓こっちはまた別の沈下橋ね。この橋が潜っちゃうの?どんだけすごい洪水なんでしょ! 不思議なことに、このあたりを30分近く散策したんですよ。汽車も旧車もいないのに(笑)。我ながら驚いてます。それにしてもメディアで知ってる四万十川とは水の色がずいぶん違います。なんか、日本中どこにでもありそうなごくふつーの川なんだけど・・・
散策中に温泉の案内板見つけたんで汗流しに行くことにしました。四万十川を更に遡り、すれ違い出来ないような細い山道ずいぶん登って着いたのは「ホテル松葉川温泉」。こんな山奥にはちょっと場違いなくらい綺麗なホテルでした。さて、昨日に続いて朝風呂、あ、昼風呂か!もちろんカラスの行水でした。 この辺まで来ると川の水の色が違いますな。でもこれって日本中どこでもそうなんじゃないかな?メディアに踊らされたか? |
6年前の敵討ち! 朝も軽かったし、風呂上りがちょうどお昼。ハラ減ってます!もちろんホテルですから食事も出来ますが、ここが我慢のしどころ。がんばって高知まで行けばカツオがいただけるんですから!ってんで、いそいそ山を降りて桂浜へ。 で、カツオです!6年前に来た時は1号の鍵無くして、急ぎ探しに行くため、ただ流し込んだカツオでしたが、今日はじっくり味わっていただけます。ま、今時いつでもどこでも食べられそうなカツオのたたき、それも旬でもないこの時期に、なんですけどね。しかし「食」にはシチュエーション&ムードも大事。私にとってはここで食うことにこそ意義があるんです。これで6年越しの敵がやっと討てました。もうビールも付けちゃう!そうそう竜馬先生に鍵のお礼参りしなくちゃ!
ライブ闘犬! まずは横綱が登場!お〜、さすがに横綱!堂々とした体躯と落ち着き払ったその姿に王者の風格が溢れています。こいつが闘うんかいな?相手もこのクラスでないと勝負にならんな・・・なんて思ってたら、これは土俵入りを見せただけ。実際の闘犬は下っ端(?)がやります。
でも迫力満点!ナマで見たのは初めてですから、けっこうコーフンします。 しかし子供の頃から家にずっと犬がいる(今いるチワワは5代目)身としてはちょっとかわいそうな気も・・・。闘争本能だけで日々闘ってるんでしょうかね?それともこうすると人間が喜ぶから、なんて割り切ってるとか?「イテッ、マジで咬むなよ!」、「あ、わりぃわりぃ」なんてね!だったら救われますが・・・。なんか、ちょっと考えさせられちゃいました。
高知県立坂本竜馬記念館 |
展示品はとても充実していますが殆どがレプリカです。もちろん実物もありますが、100年以上も前の貴重な品々。今後の保存を考えれば止むを得ないでしょう。刀は実物ながら作者が同じ別のもの。ピストルの実物も現存しないとか。それらを閉館案内聞きながらザザ〜っと。でも手紙の類は時間があったらじっくり読んでみたい気もしますね。あ、ネットで見られっか!
「しごと」に戻る 高知道から高松道と走り空港を目指すんですが、まだ時間に余裕が・・・。となるとどうしても「うどん」が頭もたげてきます。これといってアテは無いけどひとまず高松駅まで行けばなんとかなる、と思ったら甘かった。6年前もそうでしたっけね。それでもなんとか1軒見つけて駆け込んだらこれまた閉店間際。どうにか本場の讃岐うどんにありつけました。んでは空港へお迎えに。
お迎え〜宴会 |
がんばれ東日本!