9月26日 最南端へ
<津久見~宮崎~平川~西大山駅~鹿児島>

ひたすら南下
 今日もひたすら走る1日です。宮崎・根占経由で最南端の駅西大山駅まで行き、お宿は天文館ですから。AZ HOTELの大分津久見店に泊ったのも、九州上陸後少しでも南下して距離を稼ごうとしたから。ならもっと南でも良かったんですが、良い店見つけちゃいましたからね(笑)。

 さてその朝食はホテル2Fのジョイフルで。控えめに・・・済むかどうかは?明太子見ちゃたのでちょい追加、は不可抗力(笑)。

 真面目なお味は必要にして十分な内容でした。

 津久見港愛でつつ食後のコーヒー・・・なんて余裕はなく即刻出発!

 計算上は問題ないんですがランチは宮崎。けっこう走ります。しかもその後フェリーにも乗るので余裕欲しいですから。んでは南へ!



予算付けてあげて!その1

 2日間走りっぱなしでしたが今日はチョイと寄り道を。今回唯一の保存機巡りは宮崎県児童交通公園のC11191。予定より20分ほど早着できたので、この後のランチもフェリーも少し楽になりそうです。
       
 新製配置は大湊で、昭和18年に早岐に移ってからは九州管内一筋。最後は行橋でした。コンディションは・・・ん〜、ちょっとかわいそうな状態っすね。

 日南線の前身、宮崎軽便鉄道1号機も保存されてます。ですがなぜかレールは1067mm、ってなんででしょ?コンディションこちらもちょっと・・・

 宮崎県金無いですかね?予算付けてあげられませんかねぇ。トイレは扉開けると蓋が自動で開くけっこう高そうなウオシュレットが設置されてましたけど・・・。ま、いっか。昼飯にしよっと!




元祖おぐらのチキン南蛮

 早めのランチは元祖で超人気店のおぐら。本店は車止めるのに苦労しそうなので瀬頭店へ。予想通り開店の11時には既に並んでました。とても昭和なお店は店内も正に昭和!

 で、これがそのチキン南蛮の定食ご飯少なめ。お〜、これが元祖の!ちょっと甘めのタレっすね。しかし胸肉とは思えない美味しさ!人気もうなずけますわ。はい、ご馳走さまでした!この後は根占港からフェリーで鹿児島湾渡る予定でしたが、そこへ至る高速が通行止めだと!待ってる間に何気にチェックしたから良いものの、知らずに行ってたら偉いことになってました。



予算付けてあげて!その2

 そんなわけで急遽ルート変更。陸路で鹿児島湾をぐるっと周り、予定になかった保存機巡りは平川動物公園のC57151

 

 新製配置は下関で岡山を経て昭和20年に熊本へ。以来南九州を走り最後は吉松でした。このカマは’72年に都城で撮ってますね。

 この動物園の管理は鹿児島市公園公社だとか。だからかここも予算足りず?で残念なお姿。せっかくの屋根付きでもこれではかわいそう・・・。頼む、予算付けてあげて!と念じつつ、んでは最南端の駅に行きましょ!




最南端の駅へ!

 例によってスマホナビに従うと、海沿いを行くのかと思ったら山越えを指示。海見えないじゃん・・・と思ったら思わぬ拾い物!。

 うっすらけむを吹く桜島も見えます。こんなビューポイントを何カ所か巡ると、徐々に高度を下げ今度は開聞岳がお出迎え。

 そしてさいとー3号西大山駅到達!これにてさいとー1,2,3号が最南端の駅到達です。後は4,5号。ん~、4号ねぇ(苦笑)。

 以前2号で来た時に中国人観光客がワンサカいたのを嫌って、今回は夕方に来てみたらチョイと失敗。ガラ空きは良かったんだけど、逆光で自撮り不可!(笑)

 でもウザイ連中がいないのはウレシイ。3号の写真もふつーに撮れたし。閉店間際だったけど土産物も買えたし。この時間帯は正解かも。

 開聞岳バックに撮ったら今宵のお宿は天文館へ。

 ところが意外にも、と言っては失礼かもしれないけど、市街地大渋滞で予定が危なくなっちゃいましたよ。天文館の駐車場は入れるかな?

 それでもなんとかギリ予定時刻に着きチェックインできました。まずは風呂です。桜島の沸かしたお湯が待ってます!




鹿児島の夜
 出発前、温泉付きのホテルは高いだろうなぁ、と何気に探してたらありましたよありましたよ!天然温泉の銭湯霧島温泉が!

 竣工1946年だそうで、ガチ昭和でレトロな浴室にはシャンプーも石鹸も置いてません。そう言えば昔は桶にシャンプーとか石鹸入れて持ってってたなぁ・・・。あ、持ってないと入湯お断りなので番台で買ってから浴室へ、です。ホント良い雰囲気です。それでいて観光客なんていません。ずっと昔から続く鹿児島の銭湯の風情なのでしょう。

       
 いやぁ~、すばらしい銭湯でした。やっぱこっちに来たなら桜島の沸かしたお湯にかぎりますが、中でもここ!こりゃぁ絶対行かなきゃ損です。さっぱりしたら、3号本土最南端駅到達を祝う一人宴は正調薩摩料理熊襲亭で貴(たか)コース。酒ずしで悩みましたが、薩摩料理を粗方食べられるので奮発しました。

 まずは生ビールに突き出し。きびなごの刺身もあります。

 ボリュームありそうなので炭酸は1杯だけ。芋焼酎へ切り替えます。
        
 店のオリジナルブレンドは穏やかなお味で飲みやすいです。って、かえって飲んじゃいそう(笑)。お、さつま揚げが来ました。

 地鶏とカツオのたたきも。いろんなものが少しずついただけます。

 そこへ黒豚入場!でもお湯が沸くまでお預け。その間を埋める芋焼酎とカツオの塩辛が秀逸。

 まずは野菜共に先に浸かってもらって・・・


 お肉にもひとっ風呂浴びていただき…旨し!  

 続いてとんこつとバイ貝入場。とんこつトロトロ!

 さらに畳み掛けるように酒ずしとおわん入場!おわんはさつま汁!


 でその酒ずし。口コミ等ではいろいろ書かれてるんで、ナシのコースにしようかと・・・。でも正解!これはアリ!美味しいです。

 そしてデザートは黒糖の寒天。全てたいへん美味しゅうございました。腹パン!なので追加おつまみもアルコールもナシにして、これは食っとけと言われてたのだけ。

     
 本物はむじゃきという店のしろくまだそうで、なんと750ml!んなもの先に食ってたら熊塑亭で食いきれない!店が閉まってて良かった(笑)。かくして今夜もシアワセに腹を満たし床に就くのでした。


 

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